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同人詩誌ROKUROの活動報告など。
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キャメルジャンキー那津が
秋の始まりの
まだあの夏の熱風の
残り湯の中
京都を旅しました

京都とは何か?
詩人とは何か?
絵文字と20代前半
の3つの視点から旅を進めてきました

メンバー紹介

一人目:村越ゴウ

今回、京都ということで仏像ジャンキーの村越に
6文銭を渡し水先案内を頼む
仏閣だけでなく多方面で博学を発揮し
俺がぼけた時のイメージの広がり方、世界観の構築
その構築された世界観をもう一度壊し
鋭く突っ込んでくるタイミング
完璧である

ROKURO発足時からのメンバーであり
生きていた頃のモーヌとも親交があった
38歳
B型
好きな食べ物はモツ鍋






二人目:Timoleon

8月の終わり
新宿の中華料理屋で北京ダックをほおばっている時
肩肘を付きながら
「どっか行きたい」
と桃井かおり風に言い出したのがこのティモレオン
主にぼけ担当
旅の間はティモレオントランスと呼ばれていた

モーヌ他界後、ROKUROの正式メンバーになる
世界観と行動がシンクロしそうな稀有な人間
36歳
AB型
好きな食べ物はモツ鍋






三人目:那津(なっつん)

なんとなくいつまでたっても学生気分が抜けない33歳
相変わらずやると決めたら無理にでも断行する
新宿の中華料理屋からみどりの窓口に直行した
基本的にぼけ担当だが
今回の旅で村越が突っ込みに疲弊したため
今後はハイブリットを目指す決意をする

ROKURO主宰
血液型不明
好きな猫のタイプ:長女
好きな食べ物は駅弁
有名な言葉に「詩して屍 拾うものなし」「受け入れる事で受け入れられる」等がある






この三人で今回のお話は進みます
ではスタート




カキ氷を25年ぶりに食べたぁ


旅は食だ
とモーヌと何度か話していた
やはりまずはじめに食の話を。
食べる事は好きで、京都でも何か見つけられたらと思っていた


初日三十三間堂に行った後
かなり良いエイジングのうどん屋に入る

(店内雰囲気最高)


このうどん
かなりやばい 美味しいのだ


手前:きつねうどん
奥:う・ど~ん

歩き途中に偶然見つけましたが
本当に凄く美味しくて、
①初日から晴れた事
②このうどん屋を見つけた事
の二点で
俺はもう京都を満足してしまった
というくらい、美味しかった
具体的には、どんべえっぽい味


そして、そのお店にはなんと
カキ氷があった!!
普段甘いものをほとんど食べない俺ですが
残暑厳しい外を歩いてきたので
手を出してみる
「俺はいらない」
とティモレオントランス
「俺は喰う!」
と村越



エキセントリックな赤が特徴のイチゴ
滑らかな氷と絶妙にマッチ

村越は抹茶を頼む


「なっつん、この抹茶超うまいよ!」



「剛さん、美味すぎて手が震えてる~!!」


「美味い~♪」


「眠いでちゅ~」




修学旅行ぶりの清水寺




(消えた二人)


清水寺に行った
初日
観光客のほぼ半分が外国人で
ジャマイカの人たちである
ここ清水寺
建物自体は平安時代からあって
なんていうか凄くパワーを感じた
その名の通りそこらじゅうで水を使ったアトラクションがあって
陽気なジャマイカン達を喜ばせていた


久しぶりにかなりの距離を歩く
が三人でふざけ続けているのであまり苦にならなかった


「いや~歩いたねティモさん」



「ナッツン、チンコ掻きすぎだよ」



爽やかな清水寺の敷地内が伝わる写真達



五重の塔ではしゃぐ

初めて五重の塔を見ました
東寺は凄いところで感動!
仏像も、仏閣も、和尚の話も、エイジング、ナイス!



(明らかにテンションの違う2人)

ここいらでティモレオントランスの充電が切れ始めたので
初日は宿に向かう事にする



東寺で光る俺←有料ですがどなたでも光る事が出来ます



京都の風景を深くする人力車
舞子衣装の女性が乗っていた



出発進行~



「何言ってんだお前!」←突っ込みの練習





「ジャマイカ~ン」





銀閣寺と広隆寺

二日目


銀閣寺なのに全然白い




銀閣寺よりも、この庭が凄かった
将来こんな庭のある家に住もうと心に決める那津




でも幸村にウンチされるな



素晴らしい眺め
村越ゴウはふだんランニングしているだけあって
2日目も元気でした
那津とティモレオンはバテバテ



ティモレオンの書いた京都旅行にもありましたが
広隆寺も凄かった
平安時代の阿修羅と仏像
正にカリスマの共演
画像に納められないのが残念
広隆寺の庭には蓮が咲いていました
小さく可憐だが
なぜか奥行きを感じる白さだった
2日目も満足の仏閣巡り
京都超初心者の那津もかなり楽しめました




東京に帰る



色々あって全然描ききれませんが
兎にも角にも晴れ渡っていて良かった



素敵な裏路地があって



住宅街に風格の門があり



朝靄のアンコールワットは最高に神秘的で
魂に何かを吸い込む儀式をしたような
そんな感覚に陥る
素晴らしい










「帰りたくない~」
「京都に住みたい~」











「あ~なんか力でないなあ」


「フュージョーン!」(羅生門にて)




まとめ

というわけで京都の旅
最高でした
怪我する事もなく
連詩あり
美味い飯あり
舞の海あり
帰りの電車はへろへろ


京都、また行くぜ!






2010.9.28 NA2



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旅の事を書きます


まず、初めに
挨拶代わり
京都の夜、村越・ティモ・いすゞさん・那津の4人,
鴨川のほとりのモツ鍋やで
連詩をしたので
それを載せます
見てください



連詩~なっつん数え唄~

なっつんなっつん
それ見た事か
子山羊が鳴いたら
帰り道
優しくハンサム
なっつんつん

なっつんなっつん
崖の上
氷河を切り裂く
珍道中
素敵なえくぼの
なっつんつん

なっつんなっつん
女の子
やっぱりオノコのイチジクを
食べたか食べずに
なっつんつん

なっつんなっつん
パライソで
猪鍋鉞(ししなべまさかり)
合わせ飲む
清濁流れた鴨川よ
切ない春雨
なっつんつ~~ん




(ROKUROの国花)









つづく


NA2






久しぶりにブログを書きます。
timoleonです。


先日、中華料理屋で北京ダックを食べながら
「どこか行きたいね〜」と、3人で話をしていた。
本当は、その時期たちばなや、じんくんがいる北海道が理想的だったけれど、
二泊三日の強行スケジュール。

たちばなには、わるいな〜、わるいな〜と何度も思いながら
みどりの窓口で、京都のチケットを取って、その日3人は別れた。


朝5時起きして
7時の東京駅発 オトナの修学旅行ってとこか。

那津/ムラコシ剛/俺
那津は発車寸前から「エキベン、エキベン」と言っていて
剛さんはプランを練ってくれていて、
俺はとにかく眠たかった。

那津が、この旅行はあだ名で呼び合おうと提案、
間違えたら罰ゲーム。
剛さんはハカセ 那津はエキベン 俺はウオノメにされた。
ちょっと前にウオノメが痛いとか言ったのが原因だ。
3分も経たずにそのエキベンは「ゴウさんさ〜、あ、言っちゃった〜」
とか言って、企画倒れだった。

たちばながいたら、
きっと俺は「メヂカラ」とあだ名を付けたと思う。









◇1日目のコースは、 
ああ、今更ですが、俺はテキトーな人間なので、
つまりきちんと記憶していなかったり、間違って憶えていたり
漢字も得意ではないので、と先に言い訳しておきます。


三十三間堂/六波羅蜜寺/清水寺/東寺/

初心者コースだが、国宝級だ!(イヤ級じゃない)

仏像マニアの中でも
特筆すべきは六波羅蜜寺の空也上人立像であろう。

以下、HPから引用

・・・・・・・
運慶の四男康勝の作。胸に金鼓を、右手に撞木を、左手に鹿の杖をつき、膝を露に草鞋をはき、念仏を唱える口から六体の阿弥陀が現れたという伝承のままに洗練された写実彫刻である。
・・・・・・・


この東寺のHP見て欲しい 
http://www.toji.or.jp/
素晴らしい出来だと思う。

俺たちは、東寺の薬師如来を前に、仏をいじり倒した。
おかしくて、笑いが止まらなかった。
薬師如来の眉間にあるものはなんでしょう?
と剛さんの大喜利に、那津はOREOと答えた(笑)
OREOを半分に割って、クリームの方を額に付けたと。
俺は「上半期で大ヒットだ!」とその後も褒め讃えたが、
「もう下半期だ。」と2人につっこまれた。
素晴らしいコンビネーションに酔った。

俺は毎年、実家の近くの薬師如来にお参りするのだが、
真言は「おんころころ せんだり まとおり そわか」である
いつものように7回唱えても、もうアレOREOにしか見えない。



その日の夜は安西さんと先斗町で飲んで、詩を描いた。
こういう交流は貴重な時間だ。








◇さて、2日目のコースは、
何か忘れていそうでなのだが頭の中をトレースしている

広隆寺/大徳寺/銀閣寺/南禅寺






広隆寺では弥勒菩薩像を前にして
背中に千手観音と例えようのない得体の知れない気持ちになった。
外に書かれた戒め「たわ言は言いません。」(笑)
まったく頭が上がらないです、何も返す言葉がありません。



剛さんがアテンドしてくれた大徳寺は初めて足を踏み入れて、
庭を前に、物思いにふけってみようと思ったが、
頭が見事に空っぽになった。
禅の庭にある空間は時が滞る。
今という時の流れは、つきたての餅でも見るかのようだ。
流れが現されているが、素粒子のような砂利。普遍のような一瞬。
居心地の良い、それでいて緊張感のある経験だった。

銀閣寺から哲学の道は近いからと言われて(騙されて)
歩きに歩いて南禅寺についた時、気付いた。
以前来た事があったのだ、本当に見るまで忘れていた。





このトンネルは剛さんが教えてくれた。
ほにゃらら工法だそうです、
ここまで来た事がなかったので感動した。


まだまだ、見た事のないものがたくさんあって、
まして俺はその半分も理解できていないし、
仏像一つ見分けることができないのです。
しかし、なによりオトナになって、
たわ言ばかり抜かしながら、友人と旅が出来て
時間を共有できたことがありがたい。


                   
そういえば、京都タワーも・・・

バトンタッチします。      つづく





                      timoleon
土曜日の夕方思い立ったので、
連詩をした Й
日曜日はサマーランドに行って
スライダーで一瞬宙に浮く
夜、荻窪八幡の夜店で足の指を蚊に刺される
鳥の声がする笛を買った
そのあと、いきつけのラーメン屋で味噌ラーメンを食べて
麦酒を飲んで
連詩を進めて
眠る

忙しい9月の日々を過ごしています



(荻窪名物出汁かつ丼)





来週の連休はROKURO男子で京都ツアーを予定しています
ティモさんが
「ウッピーはさぁ、京都に行きたい なり!」
と言い出したので
早速行くことにします
村越さんは京都マニアックなので案内役
「俺に任せるでゴンス」
と言ってくれたので、大船に乗ったつもりです

最近は毎週土曜日は仕事ばかりで、なかなか休めなかったので
久しぶりの男3人旅、楽しみです


(巨大風呂)






連詩は
・たちばなまこと(タチバーナ)
・那津(UGJ)
・ティモレオン(ウッピー)
の順番です、聞いてください、ジャクリン







「寂鱗(ジャクリン)」

ブルーレースを焦がして
夜をはじめて
はだかの子犬が涙をこぼす
パーツを集めても
わたしたちは何を創る
瑪瑙の瞳
四つん這いから反り返る

少女は知っていた
階段を下り
透明さを脱ぎすてて
まるで自らが創造したかのように
真昼を踊る
魚燐を纏う

老婆になることで
誤魔化しを拭う
最上階のヘリポートに
導かれるように
非常口をくぐると
オリーブ園に若者が集う

はるか
いくつもの求愛のサインを見落とし
一本の弦が奏でる寒さで
泣き崩れたかった
枝を引きちぎれば香る色

刹那
プールに浮かべた青葉が
朱く地球へ近付く
処刑台に立っても
諦めない
栓を抜いて底を覗きこむ

落差
から逃げる電車の 隣で恐竜手帳を広げる少女
ブルースに見えるのはボトルネック自体がブルースだから
香水売りの女に会いたいと、匂いが立つ度に狂う


乱れ抱かれるように名前を呼ぶ
白紙のスケジュールを噛み砕きながら
残り香にまみれて小さく死んでしまいたい
誰もいない丘から街を見下してやりながら
セージの枝を肋骨のセンターに突き刺す
浄化せよ海
滞りを廻せ

シャンデリアが落ちてくる
納得できない色合いが
いつしか意味を持つ
老婆心が少女に切れ味のいいポヱティックボムを譲った
本当に読みたい本は読めないが
死に香

詩に浸す
玄関にメインコンピュータ
玄関に食卓
キッチンに肉
家族が陽だまりで罵り合う友人は水晶を集めてY字路で立つ
純水で喉の奥を通し決壊したシリコンバレーに詩が溢れる

stillの瓶を撃ち抜く
むせかえる日本酒の香




※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※






















(俺に任せるでゴンス)

つづく




Image264.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後輩が結婚するというので

今度の土曜日、静岡でパーティーに出席する

余興を頼まれたので、仲間と唄うことにした

「FREEDOM」

という唄

内容は、一人の貧乏貴族が、都市部いる金持ちの商家の娘と恋に落ちるんだけど

「征米丸(セイベイガン)」というドラッグをやりすぎて

ついに絵描きになるっていう内容の小説だ

評論家はありふれた言い回しのありふれたストーリーだというのだけれど

俺は至極好きな小説で全16巻のうち3巻までを吹上図書館で借りて

まだ読んでいません。

想像力をたくましくして、風邪薬を飲んで、エアコンのドライな部分と眠るのは

至極みっともない

地方都市でミルクの飴を舐めるみたいに

優しく意味のない

リリックが

寂の部分で

いや、サビの部分で

いや、寂でも良いや

「ダーリン、僕の生まれた場所は 天国も地獄もなくて

柳は緑 花は紅 地下鉄を歩くように 孤独の団扇あおげ」

これは仏教用語入りで

肝はハモリ

ギターはただ、気持ちを高めるための箱で恋人だが

愛人よりも差別が無い

 

後輩の結婚式には

そんな唄を歌うつもりです

 

どんな歌なのだろうか

と思った人は

ROKUROのライブでもその唄を唄うので

聞きに来てほしいです

「ダーリン 僕の生まれた場所は 天国も地獄もあって 

             丸いタンクに朝日が落ちて 遠鳴りの貨物列車が 僕の心を乱す」

 

 

 

13082066.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

那津 2010.6.8

 

 

 

 

 

次は兄弟達への詩を書きます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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